雨の日の自転車出張修理について

目安時間:約 3分

こんにちは。

これを書いている2015年7月23日の柏市の天気は雨時々曇り。

なんだかはっきりしない天気です。

なおして屋では雨の日の自転車出張修理は出来るだけ避けていますが、

今日はその理由に触れてみたいと思います。

まず第一に、作業の妨げになることが挙げられます。

屋外の作業 = 合羽を着て作業となります。

合羽を着たことがある方なら容易に想像できると思いますが、

とにかくゴワゴワして動きずらいのが困ります。

もう一つ困るのが、工具が濡れて錆びてしまうこと。

ほとんどの工具が鉄製なので、

濡れたら早めにふき取って

防錆剤を吹き付ける必要があります。

濡れたまま放置するとすぐに錆が出てきてしまいます。

と、ここまでは全部こちらの都合ですね。

合羽で作業しにくいなら、

合羽着ないで作業すれば良いだけ。

工具が濡れて困るなら、

濡れても錆びない工具を用意するか、

濡れた直後に時間を取って錆を防げば良いことです。

実は何より困るのは、

修理そのものが不完全になる可能性があるから。

そしてもう一つ、

錆が余計に増えてしまう可能性があるから、なのです。

雨の日は湿度が高く、

ゴム糊の接着強度が落ちます。

ドライヤーを使えばそれも防げるのですが、

ドライヤーそのものが濡れてしまうとアウト。

ドライヤーの使用中に雨がかかると大抵一発で壊れます。

特に大雨の時は四方から雨粒が飛んでくるので避けようがありません。

なのでドライヤーが使えません。

そんな状態でパンク修理を強行した場合、

その場ではパッチが付いたようでも、

時間が経つと剥がれてくるリスクもあり、

修理としては不完全としか言えません。

屋内ならこんな心配は皆無なので、

これは出張修理だけの大きな悩みなのです。

そしてもう一つの錆増加のリスク。

どんな修理でも、普段バラさない部品をばらすことになるので、

普段水分が入り込まないようなところまで濡れます。

このため錆が無かったところが濡れてしまい、

後日そこから錆始めてしまうのです。

せっかく新品に交換しても

錆びてしまったら困りますよね。

以上のような理由から雨の日の出張修理は行っていません。

明日は晴れるようです。

お困りの方に笑顔を!

ご予約お待ちしております。

それではまた。

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カテゴリ:なおして屋の裏側 

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