前回からの続きです。
自転車を選ぶには、まず自転車店選びから。
・・・ということでしたね。
ではでは、その自転車店はどんな基準で選んだら良いのでしょう?
自転車以外取り扱いのない町の自転車屋さん
バイクも自転車も取り扱っている2輪車専門店
ホームセンター
本格的なスポーツ車を取り扱っている自転車専門店
家電量販店
ディスカウントストア
大規模商業施設内の自転車店
現在、町の自転車屋さんが減り、様々なチャネルで販売されている自転車ですが、どんなお店で購入するにしろ、きちんと整備された状態で手に入れたいものです。
というのも、メーカーもしくは問屋から入荷した時点の自転車は、完成していないものが普通で、各部の締め付けはもちろんのこと、様々な調整が必要です。
それでは先に結論です。
自転車店選びのコツは、
『自転車のことを本当にわかっている人がいるお店』
これだけ。
そんな人、どうやって探せばいいのだろう???
むずしいですね。
一つ目のヒントは、陳列されている自転車に隠されています。
見るべき個所は、
ハンドルの向きが曲がっていないか
サドルが水平にセッティングされているか
リムが大きく振れていないか
ブレーキレバーが左右対称の位置にセットされているか
泥除けが曲がってセットされていないか
前かごの取り付けが曲がっていないか
なぜ上に挙げた点を気にするかというと、
各箇所にきちんと目を向けているかが分かるからです。
メーカーで組み立てたままの場合は、上に挙げた個所のどこかがおかしいことが多く、きちんとセッティングするためには大抵手を入れなければなりません。
陳列されている自転車全部で及第点なら、恐らくそのお店は大丈夫。
二つ目のヒントは?
ぶ厚い軍手を使っていないお店。
整備する際、軍手を使っている自転車店を時折見かけますが、手袋をしていると繊細な作業が出来ません。異論のある方もいらっしゃるかも知れませんが、私は手袋はなるべくしません。手が汚れるのを嫌うより、手の感触を大切にしたいから使わないのです。
細かい作業、例えばブレーキワイヤーの張り調整の際、手袋をしているとワイヤーのベストポジションにセットしにくくなります。それがいやなので手袋をしないのです。
結論を再度。
良い自転車店を見つけることが、自転車選びのキモ。
次回は用途に合った自転車の選び方をご紹介する予定です。
それではまた。