自転車の選び方 その3

目安時間:約 3分

今回のテーマは、

用途に合った自転車の選び方です。

自転車を利用する目的は何ですか?

そう質問されて即座に答えられるのであれば、自転車選びは簡単です。

例えば、通勤通学のため。

例えば、お買い物などの日常の足として。

例えば、運動不足解消や健康のため。

きっといろいろな答えが返ってくると思います。

上記のように単一の目的であれば、選ぶのはとても簡単ですが、健康管理を兼ねて通勤したいとか、普段は買い物にしか使わないけど、たまにはサイクリングにも使いたいとか、目的が複数になってくると、どれが一番良いのか分かりにくくなりがち。なので下のおすすめを参考に、候補を絞り込んでいくと良いでしょう

なおして屋のおすすめは…

*通勤通学がメインなら — カゴ付き、オートライト付き、耐パンクタイヤは必須。

*お買いものがメインなら — カゴ付きであればOK。

*運動のためなら — 12kg以下のスポーツ車がおすすめ。

*子供を頻繁に載せるなら — 専用設計の自転車を。

さらに走るエリアに急な坂道が多いなら、多段変速は欠かせなくなります。

毎日通勤で使うけど、休日には少し遠出したいなら、カゴ付きで耐パンクタイヤのクロスバイク風の自転車が良いですね。なるべく軽い自転車を選びたいところですので、後の荷台は付いていないものが有利です。

子供を乗せるなら、最初から子ども台が付いているものを選びましょう。

ちょっとそこまでお買いもの、であれば普通のママチャリで十分。

あとは好みの色、デザインで選べばパーフェクト!?

と言いたいところですがそうでは…ないんです。

絶対忘れてはいけないのが自転車のフレームサイズのチェック。

実際にまたがってみて問題ないか確認しましょう。

良い自転車店ならサイズが合っているかどうか、黙っていても見てくれるはず。

サイズが合ってるかどうかで、快適に、楽に走れるかが決まってしまいます。

サイズについて言及してくれる自転車店に出会えたらラッキー!

いろいろと相談に乗ってくれるかもしれませんね。

今回は簡単にまとめてしまいましたが、車種選びについて細かく見て行くと、1冊本が書けるくらいのボリュームがあります。

いろいろな要素がからむので、ベストの一台を探すのは大変かもしれませんが、自分に合った自転車を手に入れられれば、誰にも負けない快適な自転車ライフを満喫できます。

ぜひ、じっくりと時間をかけてとっておきの1台をゲットして下さいね。

それではまた。

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自転車の選び方 その2

目安時間:約 3分

前回からの続きです。

自転車を選ぶには、まず自転車店選びから。

・・・ということでしたね。

ではでは、その自転車店はどんな基準で選んだら良いのでしょう?

自転車以外取り扱いのない町の自転車屋さん
バイクも自転車も取り扱っている2輪車専門店
ホームセンター
本格的なスポーツ車を取り扱っている自転車専門店
家電量販店
ディスカウントストア
大規模商業施設内の自転車店

現在、町の自転車屋さんが減り、様々なチャネルで販売されている自転車ですが、どんなお店で購入するにしろ、きちんと整備された状態で手に入れたいものです。

というのも、メーカーもしくは問屋から入荷した時点の自転車は、完成していないものが普通で、各部の締め付けはもちろんのこと、様々な調整が必要です。

それでは先に結論です。

自転車店選びのコツは、

『自転車のことを本当にわかっている人がいるお店』

これだけ。

そんな人、どうやって探せばいいのだろう???

むずしいですね。

一つ目のヒントは、陳列されている自転車に隠されています。

見るべき個所は、

ハンドルの向きが曲がっていないか
サドルが水平にセッティングされているか
リムが大きく振れていないか
ブレーキレバーが左右対称の位置にセットされているか
泥除けが曲がってセットされていないか
前かごの取り付けが曲がっていないか

なぜ上に挙げた点を気にするかというと、

各箇所にきちんと目を向けているかが分かるからです。

メーカーで組み立てたままの場合は、上に挙げた個所のどこかがおかしいことが多く、きちんとセッティングするためには大抵手を入れなければなりません。

陳列されている自転車全部で及第点なら、恐らくそのお店は大丈夫。

二つ目のヒントは?

ぶ厚い軍手を使っていないお店。

整備する際、軍手を使っている自転車店を時折見かけますが、手袋をしていると繊細な作業が出来ません。異論のある方もいらっしゃるかも知れませんが、私は手袋はなるべくしません。手が汚れるのを嫌うより、手の感触を大切にしたいから使わないのです。

細かい作業、例えばブレーキワイヤーの張り調整の際、手袋をしているとワイヤーのベストポジションにセットしにくくなります。それがいやなので手袋をしないのです。

結論を再度。

良い自転車店を見つけることが、自転車選びのキモ。

次回は用途に合った自転車の選び方をご紹介する予定です。

それではまた。

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